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めぐりラボ 松永敦(まつながあつし) 先生

食生活と生活習慣を
見直してむくみのない
健康生活を!

まつなが   あつし

松永 敦先生

1960年、大阪市生まれ。関西医科大学卒業。専門の耳鼻咽喉科にとらわれず、全身の健康相談も手がける。TBSラジオで「Dr.松永の聞こえるクリニック」レギュラー番組を放送中。大阪にある大北メディカルクリニックの院長として一般耳鼻咽喉科ならびに冷え性外来を標榜し、アレルギー、メタボリックシンドローム等のための全人医療を漢方薬やサプリメント、運動療法を用いながら予防医学の推進に尽くしている。

むくみは体が発する「黄色信号」


  • 松永先生

  • 耳鼻咽喉科と聞いて皆さんがまずイメージするのは『花粉症』などのアレルギーではないでしょうか。アレルギー、つまり免疫疾患は鼻や喉だけを診ていても治らない。体全体を良くしなければならない全身医療なのです。
    時間をかけても根本的な治療を目指す東洋医学の考え方はアレルギーの治療にフィットしているのでないかと思い、東洋医学を突き詰めていくうちにたどり着いたのが『水』だったのです。

体の中の「水」がむくみの原因になるのですか?


  • 松永先生

  • そうです。血液やリンパ液などの体液の循環が滞ると、全身のむくみとなって表れます。つまりむくみは、体のバランスが崩れはじめたことをいち早く知るための黄色信号となるわけです。

むくみの原因と問題点とは!


  • 松永先生

  • むくみにも色々と原因があって、私が専門にしているのは、臓器はどこも悪くないのに、自律神経やホルモンバランスなど、臓器と臓器のコミュニケーションがうまくいかないケースでのむくみです。

運動不足もよくないのですね?


  • 松永先生

  • 学生時代が終わると大半の人は運動とは無縁になります。20代の後半あたりから、体のむくみを訴える人が増えていきます。男女でいうとやはり女性が多いですね。
    そんな女性たちにお勧めしているのが、いつでもどこでも簡単にできる「かかと上げ運動」です。真っ直ぐに立ち足を肩幅にひろげ、かかとをグッと引き上げます。そして静かにおろす。これを何度もくり返します。ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし、血流やリンパの流れをスムーズにしてくれるのです。

むくみ対策に大切なのは水分補給。

どのくらいの水分を摂れば良いですか?


  • 松永先生

  • たとえば体重が50kgの人の場合「体重×0.3」。一日に1.5リットルの水分を摂る必要があります。問題は水分を何で摂るかです。一番手軽なものが、コーヒーや紅茶などですが、こうした飲みものに含まれるカフェインには利尿作用があり、せっかく摂った水分が体を巡る前に排出されてしまいます。一杯が150ccとして、一日3杯までを目安にしましょう。

理想的な水分補給の仕方は?


  • 松永先生

  • 水分は、白湯で摂るのが理想的です。温めるのが難しければ、常温の水でもかまいません。水は飲みづらいという方は、カフェインの少ない番茶やほうじ茶が良いでしょう。
    気分をリラックスさせてくれるカモミールなどのハーブティーもお勧めです。

体バランスの黄色信号である「むくみ」をなくして健康生活をめざしましょう!