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めぐりラボ 松永敦(まつながあつし) 先生

体温を上げて、
免疫力アップ!

「冷え性外来」で多くの患者さんを診てこられた松永先生に
「冷え性」と健康の関係について伺いしました!

まつなが   あつし

松永 敦先生

1960年、大阪市生まれ。関西医科大学卒業。専門の耳鼻咽喉科にとらわれず、全身の健康相談も手がける。TBSラジオで「Dr.松永の聞こえるクリニック」レギュラー番組を放送中。大阪にある大北メディカルクリニックの院長として一般耳鼻咽喉科ならびに冷え性外来を標榜し、アレルギー、メタボリックシンドローム等のための全人医療を漢方薬やサプリメント、運動療法を用いながら予防医学の推進に尽くしている。

体温が上がると自律神経が整い、
免疫にもよい影響を与えます。


  • 松永先生

  • 低体温になると体の中の白血球、リンパ球などの働きが弱くなり、バクテリア・細菌・ウィルスなどと戦う力が弱くなります。体温を上げると、これらはまた活発に動き出します。低体温とは、体の中を血が駆け巡っていないという状態ですから、体の中の色々な臓器、血液等の動きが鈍くなってしまうのです。

「交感神経」と「副交感神経」の
バランスが大事です!


  • 松永先生

  • 人間には自律神経という神経がありますよね。その神経には、「交感神経」「副交感神経」があり、それらがバランスをとって人間を生かしてくれています。例えば朝早くから急に仕事となると、血管はキュッと縮まり、血圧が上がる。そうすると、血圧を上げるため、心臓から頭のほうに血が回り、頭の回転が良くなります。これが「交感神経」です。

    逆にあまり血圧が上がっていないと、頭がぼーっとして、まったりモードになってしまい、いろんな話もできなくなりますよね。反対に「副交感神経」が上がると血管が広がります。そうすると、ちょっと血圧が上がりにくくなるけど、ゆったりとしながら、動いていくことができるわけですね。「副交感神経」が働いてまったりしてるときのほうが、血管広がりますから、体温は上がるというわけです。

体温が上がると、結果免疫力が上がります。

近年、様々な感染症が流行しましたが、感染症にかからない過ごし方があれば教えてください。


  • 松永先生

  • 「交感神経」が優位になり過ぎてる人が多く、そういう人たちは体温が下がっています。だから体温を上げ、血流を上げることで、下がり過ぎた「副交感神経」を上げ、「交感神経」とのバランスをとります。そうすると、免疫力が上がりますよ。超強力な感染力持つエボラウィルスのようなものは一旦触れてしまったら、とりあえずあきらめるしかないですが、それほどではない感染力のものなら、予防することができます。

インフルエンザはいかがですか?


  • 松永先生

  • インフルエンザ予防には、免疫力を高めることが大切です。代表的なインフルエンザウイルス「A香港型ウィルス」というのは結構、変異度が高いので有名なのですが、インフルエンザワクチンの効果は大体5割くらいじゃないかといわれています。

体温を高くして、免疫力を上げウイルスに負けない体づくりを心がけましょう。